あの日から、わたしはどれくらい考えてここまで来たんだろうね。
もう、そんなことを言うこと自体が何の意味を持たないと言えることが重要だね。
わたしの信条として、良いことに限るけれど「思ったことをその場で言葉にして伝えること」。
というのがもうずいぶん昔からあったのは知ってる人もいるかも知れない。
それをしているのはなぜかといえば、
「人はなにもほんとうの気持ちを伝えられないうちに死んでしまう。」
という実感があったからだけど、さいきんはまた別のことも考えている。
「それは言葉にださなくていいよ。感じていてくれていればいい。」
って言われたときに、あ。とおもった。
言葉はとても大切な存在だけれど、感情の速度を超えない。
言葉には強度があるけれど、感情の儚さにかなわないのだと。
だから、わたしは言葉と感情の存在について考えなおしているところ。
優劣の問題ではなく、その存在の扱い方についての
私なりの態度について。
コメントを残す