旅することと日常について

2013年10月11日 by admin

旅するたびに思うことは、

わたしの知らない地球のどこかでそれぞれの、

無意識の日常が存在しているということだ。

 

その無意識の日常を覗きにゆく為に旅をしているのかも知れないし、

単純に自分にとっての非日常を体験したいという欲望のために、

旅をするのかもしれない。

 

 

わたしにとっての旅は、外部からの刺激そのものであって、

それは繰り返される日常から脱け出すための方法であると同時に、

繰り返される日常に切りこみを入れてくれるような存在なのかな、と思う。

 

日常が日常である以上、

それはほぼ基本的に『日常』なのだと仮定したとき、

私は常に何かや誰かによってそれに切りこみを入れてほしいと思っている。

 

 

要するに、わたしの中の固定観念や既成概念に切り込みを入れてほしいのだ。

 

私にとっての旅とは、まさに日常を切り裂いてくれる事のひとつであり、

同時にそれは日常の中にも存在している。

 

そしてそれを見逃さないようにするのが、

わたしがしなければならないことかも知れないし、

実際自然にしていることなんだと思う。

 

 

 

あらゆるひとたちの日常を、

想像することが旅することではないだろうか。

 

そしてそれは、本当は旅などしなくても、

その毎日の想像力のなかで可能なことなのではないか、

 

随分前から、そんな風に感じていて、

そんな日常と旅の間をわたしの意識は行き来している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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やさしいひと

2013年9月25日 by admin

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やさしいひとになりたい。

 

やさいいひとになりたいな。

 

 

あなたのやさしさが、いつだってわたしをやさしくする。

 

 

 

やさしさとは、もらって初めて気づくもの。

 

 

わたしはあなたからたくさんもらったから、

 

やさしいひとになりたくなった。

 

 

 

 

 

知ること

2013年9月16日 by admin

あなたやわたしが、

 

それぞれの次元でシアワセになれますように。

 

誰もしらないただひとつの世界のなかで。

 

 

 

 

 

シアワセとは、なにかを知っていることをいうのか、

 

なにも知らないことをいうのか。

 

 

 

 

 

 

いますぐにでなくでもいいから、おしえてよ。

 

 

 

なにかを知ることと、なにも知らないこと。

 

 

それがなにを意味するのかについて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日記

2013年9月2日 by admin

あゆちゃんと秘密基地でランチをした。

たのしかった。

 

先日は、ある場所で大谷能生さんにひさびっさお会いしたんだけれど、

あの得体の知れない感じと、インテリ過ぎるワード選びと、

その場の反応の面白さ(=ゆえにラップ向き!)がすごいなーと改めておもった。

というか、菊地成孔さんとの共作のもうすぐ出るアルバム、

相当なことになっているとおもった。

ミュージーックコンクレートのような感触や、

90年代東海岸的な硬質なHip-Hopをさらに斬新かつ2013年的にアレンジしたようなトラックの数々。

既存のすべての音楽とHip-Hopへの反逆とリスペクトが、

非常に皮肉を込めた形で優雅に綴られている実験的かつPOPなアルバムというか。

歌詞を含め、完成版を早く聴きたくなりました。

 

それからいま。非常に清々しい風が、

まいにち私の中を通り過ぎてゆくような感覚です。

 

そんな感覚は過去に瞬間的にはあったかもしれないけれど、

それが常にある状態というのは全く意味が違っていると思います。

 

改めて、たくさんの経験と周囲のたいせつな人たちや、

優しい人たちに感謝しています。

 

穏やかな毎日を送れたらよいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クラウド・ルーを聴きながら。

2013年8月17日 by admin

 

 

http://youtu.be/e9-7KvAycSk

 

 

 

 

ここ数年の東京の夏は異常な程暑く暑さがとても苦手なわたしは、

熱中症と貧血と低血圧でいまにも倒れそうです。

 

軽い熱中症になってしまった日は、

殆んど半日くらいは使い物になりません。

だからとても切実な意味で、この数年の東京の夏が苦手です。

 

台湾のアーティストである、

クラウド・ルーの「蚊の歌」のアコースティックverがこの夏のお気に入りで、

繰り返し聴いています。

それで、以前から興味のあった台湾にいきたい気持ちも高まっています。

 

この曲を聴いていると切ない気持ちになってしまって、困ってしまいますが、

歌詞が最高に可愛くて、とてもロマンチックな曲だと思っています。

 

 

 

 

 

 

きょうがおわるそのまえに。

2013年8月8日 by admin

きょうもすてきな1日だった。

 

 

音楽とか人とかいろいろな出逢いもあって。

 

 

 

いつもいそがしそうな人びとがたくさんいる。

 

 

そういう人をとても尊敬しているけれど。

 

 

 

ほんとはね、わたしは「ふわー」っといきていたいの。

 

 

 

それで、その風をきみにすこし分けてあげる。

 

 

 

 

だからあんまりむずかしい顔しないでね。

 

 

風をきみにすこし分けてあげるから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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空気

2013年7月25日 by admin

空気がすき。

窓のない場所にいるとすぐに空気がすいたくなる。

 

 

新鮮な空気がすき。

それをたくさんすいたい。

 

 

「空気」は「言葉」以前の存在だから。

言葉以上にとても繊細で不安定。

 

 

 

だけど、誰かといっしょにいる時に、

いちばんその瞬間を伝えるのは空気で、

それは言葉よりも繊細で不安定だけど、

よくてもわるくても、ごまかせない。

 

 

 

だから、わたしはあなたの言葉よりも空気を信じる。

言葉はつよい。空気はあわい。

 

わたしは淡いほうがすき。

そんな、きっと捕まえられない瞬間を感じているのがすき。

 

 

 

 

 

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眠っていた。

2013年7月15日 by admin

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長い夢ばかりを見つづけている。

 

 

夢の内容は鮮明に覚えていて、

それらはシュールな時もあるし、あまりにも現実的な時もある。

 

 

 

 

 

 

わたしが少女のときから好きだったものや感覚が、

いまのわたしをそっと支えてくれていることに気づいたのは最近で。

 

 

あの頃、わたしがはっとした感覚は、

いまも無意識の中で密やかに、けれどはっきりとある。

 

 

ぼんやりと少女の頃のことを思いだしたりする。

きょうは何故か、紫陽花がきれいだった実家の庭をおもいだした。

 

 

 

 

たったこの数カ月でも、

わたしには解ったことがたくさんある。

とくに日記には書かなかったけれど。

 

とにかく、たった数カ月のうちに、

10代の頃や20代の前半の頃に考えても考えても、

いっさい解らなかったことが、

とつぜん溶けだしたように、ひとつずつ答えをくれたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の内面にむかって考えてゆくことと同時に、

身近な周囲の人々や自分以外のたくさんの状況の人々へと考えを及ばせ、

相対的な自分の立ち位置のようなものを自覚する事もまた、

大切な意識の試みであろうかとおもう。

 

自分の内面へと向かってゆく行為は、

自分の核心へと進むことであり、

そこへ向かいながらそれぞれの地点において自らを確認することは、

人間が人間として本来基本的にすべきことのように思うし、

それが出来たときはじめて、ほんとうの意味で他者と向き合えるようなきがする。

 

 

 

身近な周囲や自分以外のさまざまな他者へ考えを及ばせることは、

一言でいえば想像力の問題であり、

想像力が満ちたりている世界は、

平穏で平和で優しさに溢れた世界だと思っているから。

 

 

 

 

だからわたしはたとえば、あなたのことを考えたいのだ。

 

あなたが、なぜそんなふうに優しいのかを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

梅雨~七夕ごはん。

2013年7月7日 by mayumi

あっというまに梅雨も明けてしまいました。
ひさびさの日記です。

きょうは七夕ですね。
わたしは短冊に願い事書きましたよ。
叶うといいな。

わざわざ届けてもらった、自家栽培のとうもろこし。

それ以外のじゃがいもやトマトも、あまりに美味しくてびっくりした。

とても繊細に、大切に育てられた味がする。

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サキエさんにもらったロシアチョコレートの箱とチョコレート。

実は日本製。

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はちみつとゴルゴンゾーラの釜焼きピザ@幡ヶ谷。

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さいきんよく作っている「にんじんと紫玉葱とツナのハーブサラダ」。

にんじんと水にさらした紫玉葱、ツナとバジルか青紫蘇、
ノンオイルの梅ドレッシングと美味しいオリーブオイルと酢を和えるだけ。

とてもさっぱりしていて、むしむしするこの時期にぴったり。

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何回か挑戦しているインドカレーのなかでも、今回は上手にできたかもしれない。

すべては圧力鍋さまのお陰。

何かを作る時は複数のレシピを見ながら自分なりにアレンジして作る。

良い点は、材料なり過程なりに共通項を見いだせること。

悪い点は、かなりのバランス感覚を強いられるのと、
その判断には補償のないこと。

今回も、ちょっとお湯を足しすぎてさらさらになり過ぎたんだけど、
そういう時は臨機応変に、パウダースパイス類やカレー粉やガラムマサラを足してブレンド。

それでなんとか、乗り越えました。

圧力鍋でつくるカレー、チキンが柔らかくて感動。

インドカレーチキン

夢のようで。

2013年6月28日 by mayumi

さいきん以前からとても尊敬しているアーティストの方たちと接することも多く、
そんな時間はとてもシアワセを感じています。

青山のピンポイントギャラリーで先日行われていた網中いづるさんの個展にて。
oscillatorの「夜音」を会場のBGMとして使用してくださいました。

網中さんから「夜音会場で流してますよ。」とは聞いていたものの、
まさかoscillatorのみをエンドレスで流して頂いているとは思ってもいませんでした。

なので、平日の午後に伺った時、ほんとうに嬉しかったです。

しかも数十分ギャラリーに滞在している中で、
私としては激しめの曲かな~?と思っている「north pole」や「白い妖精」などの楽曲も、
会場と網中さんの作品と予想以上にものすごくマッチしていて、
自分でもとても驚きました。

ギャラリーの方がおっしゃっていたのは、
「声とか歌詞とかがあまりにも聴こえてしまうとこのギャラリーと展示には合わないのですが、
ちょうど良い具合に馴染む音楽でした。」というような事でした。

正直、自分でもあそこまでマッチすると思っていなかったので、
驚きと歓びで気持ちがいっぱいになりました。

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